ハンドメイド販売サイト「ミンネ」と、クリエイター向けのシェア工房を提供する「メイカーズベース」が、個人で活動するクリエイターのためにセミナーを開きました。
テーマはズバリ「売れるため」の実践ノウハウ!
▼ミンネとメイカーズB クリエイターに販売の勉強会
https://senken.co.jp/posts/minne-makersbase-talk-events
minneのハンドメイドマーケットなどアートイベントで売れるための方法論です。
とってもためになる内容だったので、自分の経験談を交えてご紹介します。
ハンドメイド販売で売れるためのテクニック
セミナーに登壇したのは、ミンネの生みの親であるGMOペパボの阿部さんと、メイカーズのCCO松田さん。
松田さんがあらゆるハンドメイドイベントを観察して導き出した売れるためのポイントはこの3つ。
- ハンドメイドイベントで売れたいなら、ブースを明るく
- 身につけるものを販売しているときは、鏡をブースに設置する
- 「手に取ってみてください」が売り上げを変える
ひとつひとつ見ていきましょう。
ハンドメイドイベントで売れたいなら、ブースを明るく
売れるためには足を止めて見てもらうことが最初のステップです。
minneのハンドメイドマーケットはたくさんのブースが出展されていて、通路は人で溢れかえっています。
そんな中で人の目を引いて、足を止めてもらうために大事なのがブースの明るさです。
これだけでお客さんが立ち止まるかどうかの70%程度決まってしまうとのこと。
動物は本能的に明るい場所に集まります。人も生きものである以上、明るい場所に吸い寄せられるということですね。
意外と暗いままのブースが多いので、明るくするだけで他のブースとの差別化になって、見てもらえる確率がグンとアップします。
「名古屋のデザフェス?クリエーターズマーケット出展ガイド」でも書きましたが、地方のイベントはうす暗い会場が多いです。明るくするだけで集客効果があるなら実践するしかないですね。
じゃあ実際にどれぐらい明るければいいの?
明るさの単位を表す”ルクス”に換算すると、1000ルクス程度の明るさが最低条件とのこと。
1000ルクスって具体的にどれぐらいかわかりづらいですよね?
調べたところ、一般的なオフィスの明るさが750~1500ルクスとのこと。
書類を読んだりパソコン作業をしたりできる程度の明るさが確保できれば、ブースも目立てるようです。
オフィスぐらい明るくって結構大変だね…。
確かに。でも、ブース全体をまんべんなく1000ルクスにする必要はないと思います。
大事なのは商品がしっかり明るく見えているか。
特にアクセサリーはキラキラ輝いてこそ魅力が伝わるもの。
最低でも商品にスポットライトが当たるように明かりを確保することが大事です。
電池式で使えるライトなら問題ないですが、ハンドメイドイベントによってはコンセントを使うとき前もって申請が必要です。
当日現場で申し込みもできることもありますが、設置までに時間がかかるので着いたらすぐに申し込みましょう。
身につけるものを販売しているときは、鏡をブースに設置する
洋服やアクセサリーなどの身につけるものを販売している場合、鏡が必須です。
洋服もアクセサリーも、お店で買うときは一度鏡の前であわせてから買いますよね。
それと同じで、ハンドメイドイベントでも鏡を用意することで身につけたときのイメージがしやすくなるので、売り上げにつながるチャンスです。
ちなみに、鏡は2つ用意するとさらに売り上げアップが期待できるようです。
ひとりのお客さんが鏡を使ってるときも、もうひとつの鏡を使えるので機会損失を防ぐことがでるのが理由です。
ブースが混んでいたり、店主が別のお客さんに対応していると、諦めてブースを離れてしまうお客さんは多いです。
ひとりでも多くの人に見てもらうためにも、鏡は2つ以上がベストです。
「手に取ってみてください」が売り上げを変える
お客さんがブースの近くに来たら、「どうぞ手に取ってあわせてみてください」の声がけもすごく大切とのこと。
人は「どうぞ」と声をかけられることで、手に取る行為のハードルが下がるようです。
笑顔で元気にあいさつできればベストですが、お客さんに対する声かけは忘れないようにしましょう。
まとめ
minneのハンドメイドマーケットなどのアートイベントやハンドメイドイベント販売で売れるためのポイントをご紹介しました。
最後にポイントをおさらいしましょう。
- ハンドメイドイベントで売れたいなら、ブースを明るく
- 身につけるものを販売しているときは、鏡をブースに設置する
- 「手に取ってみてください」が売り上げを変える
ポイントを押さえて売り上げアップを狙いましょう!
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