デザインフェスタの開催が近づき、初出展の人は迷うことも多いと思います。
このページでは、デザインフェスタに初出展したときのタイムスケジュールと、気を付けておきたいポイントをまとめています。
デザフェスに初めて出展する方の役に立てばうれしいです。
デザフェス当日のタイムスケジュール
こちらは私がデザフェスに初出展したときのタイムスケジュールです。
- 09:15頃 東京ビックサイト到着
- 10:30頃 展示準備完了
- 10:45頃 お釣り用の小銭を用意していなかったことに気づく
- 10:50頃 急きょコンビニで買い物をして小銭をわずかながら用意
- 10:55頃 最終準備完了
- 11:00 デザインフェスタ開始!
到着してから準備まで1時間15分程度で完了。
家で仮レイアウトしてイメージを固めていたので、現場ではその通り並べる程度で済みました。
小物系の雑貨やアクセサリーを販売しているブースはあまり準備に時間はかからないと思います。
ただ、準備に1時間はかなり早い方です。
家具や衣服、大型商品を扱っているブースはそれなりにスペースも大きいため、もっと時間がかかります。
できる範囲でかまわないので、ブースの組み立て作業を本番と同じ工程でシミュレーションしてみると現場で焦らなくて済みます。
そのときはレイアウトにかかる時間を計っておくのを忘れずに。
デザフェス初出展のために用意した7つのもの
出展のために用意した7つのもはこちらです。
- 展示用デスク
- デスク用の布
- 展示用ラック
- 展示用ボード
- 名刺
- お釣り用のケース
- 工具&文房具類
1.展示用デスク(W1200mm×H750mm×D450mm)
レンタルはせず家にあるテレビ台の天板を取り外し、パソコン用デスクの足を取り付けて展示用として使いました。
まず、レンタル用は横幅が180cmしかなかった(?)ので展示には大きすぎました。会議室で使うような白天板テーブルだったので、展示の雰囲気に合わないかなと思い、今回は自宅から運んでいきました。
テレビボードの天板は木目になっているのでブタの雑貨には合ってるのかなと思います。
2.デスク用の布
展示用デスクの足回りを覆って荷物置きにしました。
これでお客さんからは足元の道具などは見えなくなるのですっきりした印象になります。
3.展示用ラック
ラックと言ってもダンボールで作った簡易的なものになってます。
初出展だったこともあり、どれだけ買ってもらえるかもわからない状況であまりお金をかけたくなかった、というのがひとつ。
もうひとつの理由は、家に物が増えるのを避けるためでした。
SLAICE PIG-スライスピッグ-は複製にシリコンやレジンやパッケージや工具や…と、とにかく作成のために道具がどんどん増えていきます。しっかりしたラックなどを買って、また次の出展まで押し入れの中にしまっておくというのは嫌だったのです。
ダンボールの組み立て式ならコンパクトだし最悪処分できるので、今回の初出展にはピッタリでした。
4.展示用ボード
はじめはただデスクに並べるだけのつもりでした。
でも、商品自体が小さいサイズで目立ちにくいし、透明パッケージに入っているので光が反射したら何を売っているのかわからないのでは?と思い急きょ作ることに。
これは大成功だったと思います。
道行く方々が商品をチラッと見てくださったときにボードを見ることで、ブタを扱ってるお店だと認識してくれました。
ボードに商品名を載せていたので、「スライスピッグだってー」と口にしてくださるお客様がとても多かったです。
外国人の方にもとても良い発音でSLICE PIG(スゥルァイスピッグ)と言っていただきました。
展示用ボードの有効性については、デザフェスの売上げを変えるブースレイアウトでも書いているので、よかったら参考にしてみてください。
5.名刺
両日200枚ほど用意しましたがきれいになくなりました。
日曜日は早い段階で商品が売り切れてしまったので、他のクリエイターさんの展示を見に行ったりとブースにはほとんどいなかったのですが、夕方ごろ戻ったところ名刺はすでになくなっていました。
6.お釣り用のケース
細かく分かれているので小銭のお釣りにも対応できます。
100均にもっと大きめのサイズから小さめのものもいっぱいあるので、それで十分だと思います。
手持ちの金庫型のお釣りケースを使っている人もいますが、あれは便利そうですね。小銭が上の段、お札は下の段にしまえるので大きい額を受け取っても安心できます。
7.工具&文房具類
机を組み立てるときのドライバーや値札など張り付けるために。
- のり
- はさみ
- カッター
- カッター板
- ガムテープ
- 両面テープ
- マスキングテープ
- 定規
- サインペン
- プラスドライバー
などなど。
デザフェス初出展の注意点
名刺は大量に持っていくように
とにかく名刺は大事です!
初出展に向けて必要なものを調べていましたが、みんな口をそろえて名刺の重要性を訴えていました。
僕はIllustrator(イラストレーター)でデザインした名刺を家のプリンターで印刷しました。
名刺っぽさを出すため厚紙にプリント、カットして200枚ほど持っていきましたが、日曜日の夕方頃には無くなってしまいました。
200枚もあれば余裕と思ってましたが、多めに刷って現場の空き時間にカットしていればよかったです。
Wordで簡単に名刺を作れる方法を記事にしているので、チェックしてみてください。
お釣りの準備を忘れずに
準備が比較的早く終わって余裕を見せながらくつろいでいたんですが、お釣りを用意するのを忘れてました…。
急いでコンビニで買い物をして小銭を作りました。これでなんとか急場はしのげそうかと思いきや、結局途中で100円玉が切れてしまい、お買い上げくださるお客さんにお釣りを渡せない状況に。
お客さんの方で千円札をくずして再度戻っていただくという、とても申し訳ないことをしてしまいました。
しっかりと準備したつもりでも抜けがでてしまったので、次回はしっかりと100円玉を用意していきます。
改めて感じたツイッターの便利さ
余談ですがツイッターってすごく便利ですね。
アカウントは持っていたものの、自分でつぶやいたことはほぼないぐらいのツイッター初心者でした。
お買い上げいただいた方からメッセージをいただいたときも、どう返信すればいいのかわからずしばらく迷いました。
このメッセージは僕宛てだけに送っていただいているのか、みんなも見れる形でメッセージをいただいているのか。みんなに見える形で返信して内容をバラしちゃったらどうしようかなど四苦八苦しながらお返事させていただきました。
開催日が近づくにつれみなさん告知をつぶやいたり、デザフェスの運営さんから情報拡散していただいたりなど「こうやって活用するんだな」と改めて実感しました。
実際ツイッターを見て買いに来てくださった方も何人かいらっしゃったので、ほんとお世話になりました。
まとめに
以上がデザフェス初出展当日のタイムスケジュールと気を付けておいた方が良いポイントです。
名刺は印刷所などに頼んでいる方は土壇場で追加するのは難しいですが、自作の方は大量に持って行っても損はないです。
印刷所に頼んでいる方も、家のプリンターで印刷したものを用意しておくなど、名刺を切らすことだけは絶対にないように準備した方が良いです。
デザフェス直前は名刺をカットする時間すら惜しくなるほどギリギリになると思います。
元からカットラインが入っている名刺専用の用紙もあります。便利ですね。
おうちで簡単に名刺を作る方法は【図解】Wordでかんたん名刺の作り方で紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。
そして準備は何度確認しても抜けが出ますね…。
しっかりとチェックリストなど作っておいた方が当日焦らなくて済みますが、そのチェックリスト作りも時間取られちゃうので難しいところです。
ギリギリになって焦って作業に取り掛かるのは夏休みの宿題から何も変わってませんorz
次回も当選したら今度こそ焦ることなく用意していくぞ!
以上、デザフェス当日のタイムスケジュールと気を付けておいた方が良いポイントでした。