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デザフェスの売上げを変えるブースレイアウト

デザフェスの売上げを変えるブースレイアウト

2018年5月に開催された「デザインフェスタvol.47」に出展したけど、期待していたほど売れなかった…という人も多いのではないでしょうか。

商品を販売しても、魅力をアピールできなければ売り上げにはつながりにくいのが現実です。

この記事では、デザフェスの売り上げを伸ばすためのブースレイアウトを、マーケティングの視点で考えてみるをテーマにしています。

過去5回の出展で一度も赤字を出したことがないので、この考え方は間違ってないと思います。

マーケティングと聞くと難しそうですが、マネできる方法を写真つきでわかりやすく紹介しています。初めて出展する人、もっと売り上げを伸ばしたい人にも参考になればうれしいです。

トンソクデザインのデザフェスvol.47出展情報はページの最後で。

デザフェスのブースレイアウトをAIDMA(アイドマ)の法則に当てはめる

AIDMA(アイドマ)の法則とは?
AIDMA(アイドマ)の法則とは?
簡単に言うと、消費者が商品やサービスを「知って」→「購入」するまでの思考プロセスです。

人は商品を買うまでに知って→興味を持って→欲しいと思い→記憶して→購入すると言われています。
英語で表記すると、Attention(注意)→Interest(関心)→Desire(欲求)→Memory(記憶)→Action(行動)で、それぞれの頭文字を取って「AIDMA(アイドマ)」と呼びます。

トンソクデザインが販売しているブタのメモスタンド「SLICE PIG-スライスピッグ-」を例にして、ブースのレイアウトや展示方法を考えてみます。
手のひらサイズのブタ雑貨「SLICE PIG-スライスピッグ-」

1.Attention(注意)|まずは注意を引く

Attention(注意)
まずは注意を引いて気づいてもらううことが購入への第一歩。

デザフェスでは、ものすごい数のブースと商品があふれています。しかも会場はたくさんのお客さんで混雑。
自分の商品を知ってもらうためには、2つの問題点をレイアウトでクリアしないといけません。

  • 問題点1:商品とお客さんの目線がズレる
  • 問題点2:何を売っているのかがわからない

問題点1:商品とお客さんの目線がズレる

歩いてるお客さんとブースには、どうしても高低差ができてしまいます。
商品をテーブルに置いただけだと、立っているお客さんは目線を下げないと視界に入らないので、アピール力に欠けます。

そこで、商品を階段状にディスプレイしてみました。
商品のレイアウトに段差をつける
段差をつけて高さを出すことで、立っているお客さんとの目線に少しでも近づけることができます。

問題点2:何を売っているのかがわからない

遠くから見たときに、何を売ってるブースなのかをわかってもらうことが大切です。
お客さんは、左右のブースを流し見しつつ、気になる作品があれば近寄ってよく見ます。

混雑していると、人と人の隙間からブースを目にすることもあります。そこで、大きく目立つパネルとビッグサイズの商品をディスプレイしました。
デザフェスブースの全体像ブース用ビッグパネル

大きな展示用サンプルビッグサイズのディスプレイ
これで遠くから見たときにも、ブタを売ってるブースだとわかってもらえます。

問題点1:商品とお客さんの目線がズレる
→商品を階段状にレイアウトして高低差を少なくする

問題点2:何を売っているのかがわからない
→パネルと大きい展示物をディスプレイしてアピール力アップ

とんそく
とんそく
パネルなどは用意するのにお金も手間もかかるので大変かもしれません。まずは高低差だけでもクリアできるようなレイアウトがおすすめ。

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2.Interest(関心)

Interest(関心)
Interest(関心)です。
商品に気づいてもらったお客さんに、興味を持ってもらわないといけません。
人は1.5秒〜2.5秒の間に自分にとって必要か必要でないかを判断してると言われています。

歩きながらいろいろなブースを見てるお客さんにとって、わかりづらい商品はスルーされてしまいます。

1.5秒のうちに興味を持ってもらうために、商品のサンプルとプライスカードをディスプレイしました。

商品のサンプル

商品サンプル
サンプルは3体のスライスピッグを並べて、触ってもらえるようにしました。
こうすることで、固い・やわらかい、重い・軽いなどを自分の手で持ってじっくり見ることができます。

プライスカード

プライスカード
プライスカードにはただ値段を書いてるだけじゃもったいないです。

どんな特徴があるのか、どんな作り方をしてるのかを書いておくと、商品への理解が深まります。

3.Desire(欲求)

Desire(欲求)
気づいて興味を持った次のステップとして、欲しいという欲求が生まれます。
これ…対策のしようがないですよね。欲しいと思ってもらえる魅力的な商品を作るしかないんだから^_^;

そこで、トンソクデザインなりに気をつけている魅力的な商品の見せ方をご紹介します。

パッケージ

SLICE PIG-スライスピッグ-のパッケージ
スライスピッグのパッケージは透明なプラケースに台座を置いて、そこに本体のブタちゃんたちを入れています。
ただ透明なプラスチックに入れてプチプチを巻いても商品としての魅力にはつながりません。
背景のイラストをパッケージに取り入れて、ブタが暮らす世界観もプラスしました。

4.Memory(記憶)

Memory(記憶)
欲しいと思ってもらえたらあと少し!だけどMemory(記憶)もけっこう難しいです。

人は欲しいと思っても購入するまでに一度悩む。

「今月使いすぎちゃったからお金残り少ないんだよな…」「もっと他のブースも見てからの方が…」
よっぽど決断力のある人じゃない限りは、まずは迷うものです。

どれだけ記憶に残るかは、商品そのものの魅力に影響されます。
それなら、記憶に残るエッセンスをプラスしましょう。

欲しい気持ちを記憶にとどめさせるには、自分が商品を手に入れたとき、どんなメリットがあるかを想像させることがポイントです。

「メリットを想像させる」を具体的に考えてみます。


商品を購入することで得られる満足「ベネフィット」とは?

商品を購入することで得られるメリットのことを、「ベネフィット」と呼びます。

ベネフィットの具体例

有名な入れ歯安定剤のCMといえば、薬剤のクリームを入れ歯に塗ると、細かい食品も歯にはさまらずに痛くない、といった商品の効能をアピールするものでした。

それが数年前から変わってきました。入れ歯安定剤を使うことで思いっきり食事を楽しめる、大きな口を開けて笑えるなど、商品を使うことで得られる体験(満足)を表現するCMに変わりました。
これが「ベネフィット」です。

商品を手に入れたとき、どんなベネフィットが得られるのかをお客さんに想像させられれば、記憶に残りやすくなります。

スライスピッグは商品をパッケージから出し、メモスタンドとして機能しているサンプルをブースにレイアウトしていました。
メモスタンドとしてサンプルを展示
お客さんからは「これ会社のデスクに置いておいたらおもしろいかも」「メモをとるときにお肉が見えたらみんなビックリするよ」など、商品を使っているシーンを思い浮かべてくれました。

このときお客さんは、「デスクで使うことで周りの人が笑ってくれる姿」を想像して、そこに魅力を感じてくれたんだと思います。

とんそく
とんそく
ベネフィットが伝わって記憶に残れば、一度はブースを離れても会場をひとまわりしてからきっとまた戻ってきてくれます。

5.Action(行動)

Action(行動)
Action(行動)です。
せっかく買おうと決心してくれたお客さんの行動を邪魔しないことがポイント。

商品の売り切れ防止のために在庫を用意しておく、お釣りの小銭を用意しておくなど、当たり前のことが大事です。
(在庫数が少ないせいで、せっかくブースに来てくれたお客さんをガッカリさせてしまったことがありました…)

購入をしようとしているモチベーションをこちらの都合でおじゃんにしては元も子もありません。

とんそく
とんそく
最低限のことに注意して、自分の作品を送り出しましょう。

まとめ

デザフェスのブースのレイアウトをAIDMA(アイドマ)の法則に当てはめてご紹介しました。

ひとつひとつを法則にもとづいて見直してみれば、きっとデザフェスの売り上げも伸びると思います。まずは小さな改善点を見つけて試してみてはいかがでしょうか。

以上、デザフェスの売上げを変えるブースレイアウトでした。
トンソクデザインのデザフェス出展情報や、その他デザフェス関連記事もぜひご覧ください。

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ブタ雑貨専門デザイナーとして、全国にブタを出荷しています。輪切りのブタのメモスタンド「SLICE PIG-スライスピッグ-」をminne(ミンネ)で発売中です。
SLICE PIG-スライスピッグ-


スライスピッグはブタがモチーフのメモスタンド。
断面にはお肉がプリントされているので、メモをはさむときや外すときに思わずニヤッとしちゃいます。

手のひらサイズの大きさだからパソコンと一緒にデスクに置いておけば、ちょっとしたメモをはさんでおくことができます。
ブタ雑貨が好きな人も、そうでない人もぜひ一家に一匹可愛がってあげてください。

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