ミンネの手数料は高いのか安いのか、5つのハンドメイドマーケットと比較してみました。その結果、手数料が低くても売れた金額によって利益も変わることが判明!
どうせなら大きいサイトで販売したいもの。売上金額ごとに利益の大きさも変わるので、自分に合ったサービスをチェックしてみてください。
目次
ミンネの手数料は高いのか
まずは全サービスの手数料を一覧で比較します。

安い順に並べるとこうなります。
・minne(ミンネ):10%
・tetote(テトテ):12%
・creema(クリーマ):12%
・ハンズ・ギャラリーマーケット:12%
・iichi(イイチ):20%
だいたいのサービスが手数料12%のなか、ミンネの手数料はいちばん安い10%でした。
ミンネの手数料って全然高くなかったんですね。
次に、サービスごとの手数料についてもう少し詳しく探ってみます。
手数料の細かい話はいいから、どのサイトがいちばん儲かるのか教えて!そんな人は、ページ中ほどの【金額別】利益の大きいハンドメイド販売サイトをご覧ください。
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ハンドメイド販売サイト別手数料の詳細
minne(ミンネ)の手数料詳細
手数料 | 10%(税込10.8%) |
---|---|
振込手数料 | 176円 |
特徴 | 銀行振込:月に1回、毎月月末〆の翌月末支払い(最低金額は1,000円で、1,000円に満たない場合は翌月に繰り越し) |
tetote(テトテ)の手数料詳細
手数料 | 12%(税込12.96%) |
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振込手数料 | 172円 |
特徴 | 銀行振込:銀行振込:販売代金の受け取りは最大3ヶ月まで繰り越すことができる。 |
手数料を抑えるには | 販売代金を毎月受け取らず、3ヶ月まとめれば手数料を抑えられる。 172円×3ヶ月=516円 172円(3ヶ月まとめて)=172円 344円お得! |
creema(クリーマ)の手数料詳細
手数料 | 12%(税込12.96%) |
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振込手数料 | 3万円未満:172円 3万円以上:270円 |
特徴 | 銀行振込:基本手数料を商品金額の12%(税別)とし、3ヶ月ごとの確定売上金額に応じて決定。 |
手数料を抑えるには | 売り上げの振込先をジャパンネット銀行にすると、振込手数料が54円になります。 最大216円お得! |
ハンズギャラリーマーケットの手数料詳細
手数料 | 12% |
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振込手数料 | 無料 |
特徴 | 振込手数料が売上金額にかかわらず無料 |
iichi(イイチ)の手数料詳細
手数料 | 20%(税込:21.6%) |
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振込手数料 | 3万円未満:1回につき172円 3万円以上:1回につき270円 |
特徴 | 銀行振込:毎月1日〜月末までに完了したお取引の「販売代金+送料」の合計額から販売手数料と振込手数料を差し引いた金額を、翌月の20日までに振込。 |
手数料を抑えるには | 売り上げの振込先をジャパンネット銀行にすると、振込手数料が54円になります。 最大216円お得! |
【金額別】利益の大きいハンドメイド販売サイト
サイトごとに販売手数料も振込手数料も違うので、売れたらどれだけ儲かるのかわかりづらいと思います。
ここからは、売れた金額ごとにどれだけ利益がでるのかを検証しました。
- 1,000円売れたとき
- 1万円売れたとき
- 21万円売れたとき
この3パターンでシミュレーションしています。
売れた金額によって、儲かるサイトも変動することがわかりました。
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1,000円売れたら手元にいくら残るのか
商品の値段:860円+送料:140円=合計1,000円の場合を想定して、各サイトの利益を比較しました。

その結果、儲けが大きい順に並べるとこのようになりました。
1位:ハンズギャラリーマーケット
2位:creema(クリーマ)
3位:tetote(テトテ)
4位:iichi(イイチ)
5位:minne(ミンネ)
手数料がいちばん安いのに、ミンネが最下位なのには理由があります。売れた額が少ないときには、振込手数料が利益を圧迫してしまうからです。
ハンズは元々振込手数料がかかりません。他のサイトも振込先を指定の銀行に変えれば手数料を抑えられるのに、ミンネだけは安くできないんです。
そのせいで手数料は低くてもトータルの利益は少ない結果に。
一ヶ月の販売額が少ないときは、ミンネはオススメできません。
細かい計算方法は以下のとおり。
次の調査結果を先に見たい人は、「1万円売れたら手元にいくら残るのか」をご覧ください。
minne(ミンネ)の手数料計算方法
売上合計:1,000円
販売手数料(10.8%):108円
振込手数料:172円
売上合計-(販売手数料+振込手数料+送料)=利益なので、
1000-(108+172+140)=580
利益:580円
creema(クリーマ)の手数料計算方法
売上合計:1,000円
販売手数料(12.96%):130円
振込手数料:54円
売上合計-(販売手数料+振込手数料+送料)=利益なので、
1000-(130+54+140)=676
利益:676円
※振込先の銀行をジャパンネット銀行に指定している場合
iichi(イイチ)の手数料計算方法
売上合計:1,000円
販売手数料(21.6%):216円
振込手数料:54円
売上合計-(販売手数料+振込手数料+送料)=利益なので、
1000-(216+54+140)=590
利益:590円
※振込先の銀行をジャパンネット銀行に指定している場合
tetote(テトテ)の手数料計算方法
売上合計:1,000円
販売手数料(12.96%):130円
振込手数料:57円
売上合計-(販売手数料+振込手数料+送料)=利益なので、
1000-(130+57+140)=673
利益:673円
※販売代金の受け取りを3ヵ月ごとにした場合
ハンズ・ギャラリーマーケットの手数料計算方法
売上合計:1,000円
販売手数料(12.00%):860×12%=103円
振込手数料:無料
売上合計-(販売手数料+送料)=利益なので、
1000-(103+140)=757
利益:757円
※販売手数料は売上金額から送料を引いた額にかけられます。
1万円売れたら手元にいくら残るのか
商品の値段:9,860円+送料:140円=合計1万円の場合を想定して、各サイトの利益を比較しました。

その結果、儲けが大きい順に並べるとこのようになりました。
1位:ハンズギャラリーマーケット
2位:minne(ミンネ)
3位:creema(クリーマ)
4位:tetote(テトテ)
5位:iichi(イイチ)
※計算方法は先ほどと同じなので省略します。
売れる額が大きくなるほど販売手数料が低いほうが有利になってきます。先ほどは最下位だったミンネが2位にランクインしてることからもわかりますね。
21万円売れたら手元にいくら残るのか
商品の値段:209,860円+送料:140円=合計21万円の場合を想定して、各サイトの利益を比較しました。

その結果、儲けが大きい順に並べるとこのようになりました。
1位:creema(クリーマ)
2位:minne(ミンネ)
3位:ハンズギャラリーマーケット
4位:tetote(テトテ)
5位:iichi(イイチ)
これまで3位以内にはランクインすることのなかったcreemaが1位に輝きました!
creemaは売上金額が21万円を超えると、販売手数料が12%から8%へ下がります。
(正確には前3ヶ月の売上金額の合算が21万円を超えると次月から販売手数料が下がるのですが、ここは簡単に説明するため当月扱いで計算)
売上額が大きいほど販売手数料が低いほうが利益が大きくなるので、クリーマがいちばん儲かるサイトになりました。
まとめ
最後におさらいとして、おすすめのハンドメイド販売サイトを金額別にまとめます。
月の売上金額が21万円以下 | ハンズ・ギャラリーマーケット、minne、tetote |
---|---|
月の売上金額が21万円以上 | creema |
ミンネの手数料を5つのハンドメイド販売サイトと比較して、売り上げ金額ごとに利益が大きいサイトを検証しました。
サイトごとの特徴と手数料のバランスを考えて出品するサイトを決めることも大切ですね。
ハンドメイド販売サイトごとの特徴をまとめた関連記事もぜひご覧ください。

スライスピッグはブタがモチーフのメモスタンド。
断面にはお肉がプリントされているので、メモをはさむときや外すときに思わずニヤッとしちゃいます。
手のひらサイズの大きさだからパソコンと一緒にデスクに置いておけば、ちょっとしたメモをはさんでおくことができます。
ブタ雑貨が好きな人も、そうでない人もぜひ一家に一匹可愛がってあげてください。