BOSEのSoundSportワイヤレスイヤホンを購入して1ヶ月ほど経ったので使用感をレビューします。
総評
いきなりですが総評からお伝えします。
スポーツ中の利用にピッタリ。軽くてはずれません。防水なので汗を気にせず使えます。
SoundSportワイヤレスイヤホンは、汗をかいても激しく動いても耐えられるまさにスポーツのためのイヤホンでした。
メリット
- バランスが取れて、程よい低音のアクセントが効いたクリアな音質
- 運動中でも全然外れないフィット感
- 値段に見合った性能と安定性
デメリット
- 耳の穴に深く押し込めないので、遮音性はそこまで高くない
開封
最近のお高めイヤホンと同じく、Apple製品と似たすべすべの厚紙の箱にしっかり収まっています。
入ってるもの
本体、充電ケーブル、イヤーチップ、キャリーケース。
イヤーピースはSMLの3種類あるので、自分に合ったものを選べます。
キャリーケースは本体をコンパクトに畳んでカバンの中に入れておけるのでかさばりません。
カラビナも付いてるのでリュックと一緒に持ち歩きできます。
特徴と機能
外形寸法 | 本体:3.05 cm(H)x 2.5 cm(W)x 3.05 cm(D)(23 g) |
その他の仕様 | 充電式リチウムイオンバッテリー 充電時間: 2時間 バッテリー持続時間: 満充電で最大6時間 |
本体
本体は結構ゴツい見た目です。防水機能・ワイヤレス・バッテリーを盛り込んでいるので、やはり大きくなってしまうのでしょうか。
ただ、重さは全く気になりません。見た目とは違って持ったときはもちろん、装着したときも耳にかかる負担はほとんどないです。
再生と音量のコントローラーは右側に付いてます。コントローラー自体も薄くてほとんど重さがないです。
普通に使ってる分には左右非対称でも特に問題ありません。
ジョギングやランニング中は少し右側にケーブルが寄ってきてしまうので、取り外し可能なクリップをシャツにはさめば固定できます。
電源ボタン
右イヤホンについているボタンを押せば電源が入ります。イヤホンが防水仕様なので水が入り込まないよう、しっかりしたカバーに覆われています。
なのでボタンもカバー越しに押さないといけないため、少し硬いです。
グッと押し込むと電源が入って、「バッテリー残量80%、iPhone7に接続しました」と日本語でアナウンスしてくれます。
ワイヤレスイヤホンの怖いところは本当にスマホと接続できてるのか、イマイチわかりづらいところでした。
イヤホンに接続したつもりがスマホ本体からスピーカーで流れてしまったら電車内で恥ずかしいので。
でもこのイヤホンのように接続をアナウンスしてくれると、安心して音楽をスタートできます。
使用レビュー
音質
音質は良いと思います。今まで聞こえなかったバックコーラスやハモリの声もしっかり聞き取れて、こんなに作り込まれた曲だったのか!と聞き慣れたメロディでも再発見ができました。
BOSEと言えば低音のイメージがありますが、高音・低音ともにバランスが取れている印象です。
アクセントとして低音が響く程度。
必要以上にズンズンする感じはないので、万人ウケしそう。
ワイヤレスイヤホンは音質があまり良くないと聞いていたのでそこまで期待していませんでした。でもそれをいい意味で裏切ってくれた製品です。
フィット感
スポーツ中にも使えるイヤホンなので、フィット感は◎です。
通勤中はもちろん、ジムのトレーニング中でも一切外れる気配がありません。
イヤホンのラバーと一体になったシリコン素材のフックを耳のくぼみに引っ掛ける形になるので、飛んでも跳ねても全然大丈夫。
取り外し可能なクリップをシャツにはさめば、ケーブルがパタパタ動くこともありません。
防水防塵
スポーツ中でも使える設計なので、汗ぐらいは全然問題ありません。
公式サイトには雨の中のランニングでも大丈夫とあったので、防水機能は高いようです。
さすがに運動後のシャワーのときに付けたままにはしない方がいいかなと思い、ちゃんと外してます。
公式サイトには防塵機能についての言及はないので、防いでくれるのは水や汗だけのようです。
動画の視聴(遅延について)
YouTubeとAmazonプライム・ビデオで動画を視聴しましたが、遅延はないと言ってもいいぐらいです。少なくとも自分は全く感じないほどでした。
接続の安定性
Bluetoothのワイヤレスイヤホンは通信が途切れやすいとのことですが、1ヶ月近く使ってみてほとんど途切れることはなかったです。
電子マネーの読み取りにも使われてる「NFC」という近距離無線通信技術が使われてるようなので安定性は高いのかな?
満員電車の中で、スポーツジムでトレーニング中にそれぞれ1回だけブツッと切れてしまったことはあります。でも数秒待てば復活したので許容範囲です。
左右独立型の完全ワイヤレスではないので、そこまで心配しなくても大丈夫じゃないかなと思います。
操作性
イヤホン自体の操作性は特に問題ありません。防水仕様の都合上しっかりとカバーに覆われてるので、ボタンは少し強めに押さないといけないところが唯一気になるところでしょうか。
と言っても必要以上に強い力は必要ないので、ご安心ください。
バッテリー
バッテリーはフル充電で6時間使えるとのこと。
通勤の往復1時間半を2日間、ジムでの使用1時間を2日間でそろそろ充電かなといった具合なので、おおむね仕様通り5〜6時間近く使えるようです。
充電は本体のカバーを外してコードを刺せばすぐにできるので、ほとんど手間に感じません。一般的なUSB端子なので、他の製品とケーブルを使い回せるのもいいですね。
まとめ
初めてのワイヤレスイヤホンでしたが、買って損はない商品でした。
あまり知名度のない安いワイヤレスはいくらでもありますが、やっぱり信頼できるメーカーの方が個人的には安心です。
性能のわりに値段も手頃なので、どのワイヤレスイヤホンを買おうか迷ってる人は、検討してみてください。