上質な音とコスパの良さを追い続けてきたSOUNDPEATSが新たに発売するワイヤレスイヤホン「SOUNDPEATS Air3 Deluxe HS」をレビューします。
- 世界初ハイレゾ対応インナーイヤー型イヤホンで低音も高音も楽しめる優れた音質
- 広範囲拡張された周波数特性で接続の質も安定
- 14.2mm径のダイナミックドライバーを搭載で迫力のあるサウンド
- 低遅延の「ゲームモード」搭載
- ケースと本体で最長20時間も再生できる
などなど機能とメリットがてんこ盛りです。これだけの性能を携えているにも関わらず、通常価格7180円と一万円を切る価格設定になっています。
つけ心地の軽さとデザイン性の高さがお気に入りポイントです
新商品の使い心地を写真たっぷりでいち早くレビューします。ワイヤレスイヤホン選びの参考にぜひご覧ください。
SOUNDPEATS Air3 Deluxe HSワイヤレスイヤホンを写真でレビュー
商品の外観から実際の音質や使用感を写真でレビューします。
パッケージ
SOUNDPEATS Air3 Deluxe HSは何と言ってもデザイン性が高いです。イヤホン本体の写真はこの後紹介しますが、パッケージからまずかっこいいですね。
イヤホンを装着した男性の横顔がパッケージデザインになっていて、商品写真バーン!といった一般的な物とは一味違います。ブランドの世界観が伝わってくるようで個人的に大好きなデザインです。
充電ケース
開封すると中はシンプル。真ん中に充電ケースが収まっていて無駄なものはありません。
充電ケースは丸みのある長方形デザイン。ツヤツヤで光沢があります。手のひらサイズで持ち運びも便利ですが、個人的に光沢素材は少し残念。
ちょっと触っただけでも指紋がついてしまうので、こまめに拭いてあげないと逆に汚く見えてしまいそう。
背面にはSOUNDPEATSのロゴが印字されています。
写真だと銅色っぽく見えてしまっていますが、本当は高級感のある金色で黒に映えています。ツヤツヤボディながらロゴの周りは金属っぽい少しマットな質感になっているので大人の男性が使ってもカッコいいと思います。
ケースの底にはUSB Type-Cの充電口があります。ワイヤレス充電には対応していないようですね。普段ワイヤレス充電で済ませている人は少し残念なポイントかもしれません。
付属品
付属品はUSB Type-C充電ケーブルとマニュアルのみ。非常にシンプルです。
Type-C充電ケーブルは短めでコンパクト。
SOUNDPEATS Air3 Deluxe HSはカナル型ではなくインナーイヤー型のイヤホンなので、イヤーピースはありません。
マニュアルはちゃんと日本語表記もあるので使い方に迷うことはないので安心です。
本体
いよいよイヤホン本体を見ていきましょう。
ケースに収まったフォルムは高級感があります。黒いボディからSOUNDPEATSのロゴ部分「S」が金色に刻印されています。充電ケースから少し見えてるところが憎いですね。
本体から取り出した写真がこちらです。
フォルムはAirPodsとよく似ています。耳に押し込むカナル型ではなくインナーイヤー型になっています。
イヤホンの穴はメッシュになっているのでホコリが入るのを防いでくれます。
写真だと伝わりにくいですが、充電ケースと違ってイヤホンはサラサラとした艶消し素材。
イヤホンのロゴ部分はタッチセンサーになっていて、タップしてから操作すると音量調整や再生・ストップができます。
使用レビュー
ここからは実際にSOUNDPEATS Air3 Deluxe HSを使用してみた感想を書いていきます。
音質
何と言っても最大の特徴はハイレゾ対応!
インナーイヤー型完全ワイヤレスイヤホンでのハイレゾ対応は世界初
音質はバランス良く聴き心地のいい印象です。低音は強くないといったものの、しっかりと必要な箇所では感じられるのでそれがバランスの良さに繋がっているのだと思います。
完全に耳をふさがないので音がこもる感じがしないのは非常に実感できます。女性ボーカルの楽曲を聴くと抜け感がよくて相性がいいです。
私はラジオが好きなので家にいる間は常にイヤホンをしているのですが、話している声も聞こえやすいので長時間でも聴き疲れしないです。
フィット感
フィット感は個人の好みに別れそうです。私は何年もカナル型を使っているので、インナーイヤー型はどうしても耳にピッタリフィットとはいきません。
耳を塞がないということはイヤホンから出ている音も外に漏れてしまうので、電車の中や公共の場では音量に注意した方がよさそうです。
たまにエレベーターの中で思いっきりアニソンが漏れてる人がいるので(笑)
スポーツ時も激しい動きをすると耳から外れてしまいそうなので注意が必要です。
幸い装着したまま激しく頭を左右に振ってみましたが少しずれるぐらいだったので、ランニング程度なら気をつければ大丈夫かもしれません。
バッテリー
イヤホン単体で5時間使用できます。充電ケースとあわせれば最大20時間使用可能。イヤホン本体だけでの使用可能時間は結構長いです。
AirPods Proが本体だけで6時間使用できるので、それと比べても遜色ありません。
動画の視聴(遅延について)
YouTubeとAmazonプライム・ビデオで動画を視聴しましたが、遅延はないと言ってもいいぐらいです。
口の動きと声の出るタイミングを注意深くチェックしても、少なくとも私は全くズレを感じませんでした。
さらにSOUNDPEATS Air3 Deluxe HSには低遅延を実現する「ゲームモード」が存在します。
ゲームプレイ時の遅延を最小限に抑えてくれるもののようですが、私はもともと遅延を感じなかったのでゲームモードをオンオフ切り替えても違いがわからなかったです。
リズムゲームをプレイする人にとっては重要なポイントかもしれません。
ゲームモードのオンオフは左イヤホンのロゴ部分を3回タッチすると切り替えができます。
ただ、ボタン操作に慣れてないせいか3回タッチがすごく難しいです…。何度かトライしてやっと切り替えられたので、ちょっとイラッとしてしまいました。
別のアクションで切り替えられたらもっとよかったなって思います。
操作性
タッチ操作はいろいろなパターンがあります。
タッチ操作イヤホンでは一般的な左右1回タッチで音量の上げ下げ。2回タッチで再生/停止がコントロールできます。
再生/一時停止 | ダブルタップする |
---|---|
曲送り | 右側のイヤホンを1.5秒長押しする |
音量を上げる | 右側のイヤホンを1回タッチする |
音量を下げる | 左側のイヤホンを1回タッチする |
他にも1.5秒の長押しなど細かい操作でアクションを操作できますが、正直覚えきれないです。
再生と音量操作ができれば十分ですね。
SOUNDPEATS Air3 Deluxe HSの良かったところイマイチところ
ここからはSOUNDPEATS Air3 Deluxe HSの良かったところ、イマイチなところをご紹介します。
SOUNDPEATS Air3 Deluxe HSの良かったところ
上質なデザイン
パッケージからも分かる通り、商品のデザインにはこだわりを感じます。バッテリーケースの艶感とイヤホンの黒に映える金のロゴ。大人が使ってもカッコよく決まるプロダクトになっています。
音質
音質は人それぞれ好みがありますが、私はバランスが取れつつも抜け感のある響き方が新鮮で好きです。イヤホン自体もとても軽いので長時間つけていても耳が痛くならないのは嬉しいポイント。
SOUNDPEATS Air3 Deluxe HSのイマイチところ
アクティブノイズキャンセリング(ANC)機能がない
AirPods Proなど最近のハイエンド機にはノイズキャンセリング機能は標準搭載ですが、SOUNDPEATS Air3 Deluxe HSにはありません。
「通話ノイズリダクション」と呼ばれる通話時ノイズを軽減してくれる機能は搭載されているので、電話のときは重宝しそうです。
インナーイヤー型なので当たり前ではあるのですが、外で聴くと外音が入り込んでくるためほとんど聞こえなくなってしまいます。それを打ち消すぐらい音を大きくすると耳にも悪いし周りにも音漏れしそうで注意が必要です。
周りの音が聞こえるのをプラスに捉えるなら、リモートワークに向いていることがメリットかもしれません。
オンライン会議中も部屋の音が聞こえるので、子育てしながら在宅勤務をしてるママさんやパパさんは子供が呼んだり異変が起きてもすぐに気づけます。
まとめ
SOUNDPEATS Air3 Deluxe HSのレビューをお届けしました。
優れたデザイン、ハイレゾ対応、1万円を切るコスパの良さなど特筆すべき機能がたっぷり詰まった魅力的な商品です。
Amazonのレビューでは発売2週間程度で300件を超える書き込みが集まっているので、人気の高さがうかがえます。
実際に使用してみて完成度の高さを感じることができました。
はじめてのBluetoothイヤホン、2代目のイヤホンとしてもぜひ検討してみてください。
以上、SOUNDPEATS Air3 Deluxe HSワイヤレスイヤホンレビューでした。