パリス・ヒルトンも使ってるスナップチャットとは?投稿が消えるSNS人気の理由まとめ

snapchat
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Snapchat(スナップチャット)、通称スナチャをご存じですか?
世界の果てまでイッテQの「パパラッチ出川」コーナーで登場した、パリス・ヒルトンも使ってる10代~20代に大流行してるSNSなんです。

なんだ若者向けのアプリか、なんて思わないでください。
いまやTwitter、Facebook、Instagramに並ぶ勢いで急成長してるサービスで、最大の特徴は「送ったメッセージが消えてしまう」こと。

これを読めばSnapchat(スナップチャット)とはなんなのか、特徴と機能や楽しみ方、ビジネスへの活用事例までわかります。
いまさら聞けないスナチャ事情をご紹介します!

目次

Snapchat(スナップチャット)とは?

Snapchat(スナップチャット)とは、通称「スナチャ」とも呼ばれるメッセージアプリ。
友だち同士で写真や動画を送ることができますが、最大の特徴は『送ったメッセージが10秒以内に消えてしまう』こと。

なんでもない会話を手軽に送り合うことができるため、”今この瞬間”を共有できるアプリとして、若者を中心に大流行しています。

IT業界ではすでに何年も前から注目されていて、Facebookが買収に動くほど。
スナップチャットを買収するためにFacebookが提示した金額はなんと30億ドル!日本円にすると3,000億円を超えます。

結局Facebookの申し出を断ったため買収されることはありませんでしたが、IT業界においてどれだけ注目されているかがよくわかるエピソードです。

Snapchat(スナップチャット)の主な機能と特徴

1.送ったメッセージが10秒以内に消える

スナップチャット最大の特徴は、送ったメッセージが最長10秒以内に消えてしまい、2度と見れないこと。

スクリーンショットを撮ることもできますが、相手に通知されてしまうため、後でこっそり見直すこともできません。
どうせすぐ消えちゃうから、軽い気持ちで写真や動画を送れる手軽さがウケています。

2.撮った写真を加工して楽しめる

スナップチャットはその名の通りチャットサービスですが、”面白い写真アプリ”としての一面もあります。

口から虹が出ている写真や、犬のベロが出ている写真を見たことはないでしょうか。
カメラが頭・目・口など顔のパーツを認識して、リアルタイムに合成して楽しむことができます。

3.ストーリー機能で今日あったことをまとめて共有

普通のチャットは10秒以内に消えてしまいますが、それじゃあまりにも短すぎる。そんな人のための機能が「ストーリー」です。

ストーリー機能を使えば、今日送り合った友達とのやりとりを24時間以内なら何度でも見直すことができます。

数字で見るSnapchat(スナップチャット)

スナップチャットがサービス開始したのは2011年9月。日本での知名度は10代から20代までが中心ですが、本国アメリカでは爆発的に流行しています。

1日の利用者数:1億5000万人以上
1日の動画再生数:80億回
アメリカでのメインユーザー:13歳~34歳

アメリカの18歳~24歳までのユーザーは、Twitterを抜いてSNS利用率3位に浮上しているとのこと。まさに今勢いのあるサービスと言えますね。

Snapchat(スナップチャット)の創業者

創業者はエヴァン・スピーゲル。1990年6月生まれなので、なんと26歳!(2017年4月現在)
めちゃくちゃ若いです!

スタンフォード大学在学中にSnapchatを開発し、ボビー・マルフィーとともにSnapchat社の経営を担っています。

資産は20億円以上、モデルのミランダ・カーと熱愛が報じられるなど、まさに絵に描いたような”IT業界の成功者”そのものですね。
さらなる成長を続けるスナップチャットの将来性を考えれば、Facebookの買収提案を蹴っても痛くもかゆくもなかったのでしょう。

Snapchat(スナップチャット)はなぜ流行っているのか

最長10秒でメッセージが消える、若者の間で大流行してる。なんとなく概要はつかめてきましたが、流行の秘密をさらに深堀していきます。

SNS疲れから解放される

“SNS疲れ”という言葉を聞いたことがあるでしょうか。代表的なSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)であるFacebookを例に挙げます。

Facebookでは、「みんなでバーベキューしてきました!イェーイ!」のようないわゆる”リア充投稿”が目立ちます。
自分の生活がどれだけ楽しくて充実してるかをアピールし合う場になってしまい、見てる側からすると「はいはいお疲れさま。よかったね」と嫌みの一つも言いたくなることもしばしば。

投稿する側の人たちもそれなりに大変なようで、イベントに参加したらFacebookに投稿しなきゃ、おいしいもの食べたら投稿しなきゃなど常にネタを投稿すること、探すことが頭から離れない人もいるようです。

そんな発信する側・見る側もうんざりしてしまう”SNS疲れ”からスナップチャットは開放してくれます。
こんなくだらないこと、わざわざ投稿することでもないか、と躊躇(ちゅうちょ)してしまう内容でもOK。フィルターを何重にもかけてきれいに加工した写真じゃなくても大丈夫。
だってすぐ消えちゃうんだもん♪どんなことを送ってもいいんです。
送りたいときに送るといった手軽さのおかげで、”今この瞬間”を共有できることが若者にウケている大きな理由の一つです。

口から虹が出るアプリ、犬のベロが出るアプリ

スナップチャットのことを知らなくても、口から虹が出るアプリ犬のベロが出るアプリとして認識してる人も多いみたいです(笑)

実際この記事にも「犬 ベロ アプリ」や「スナチャ 犬」などのキーワードで来てる人も多いので、顔加工アプリとしても流行していることが見て取れます。

Snapchat(スナップチャット)のビジネスへの活用事例

SNSを使ったビジネスの活用と言えば、FacebookやTwitterへの広告出稿、LINEでのオリジナルスタンプ配信などが代表的です。

スナップチャットは、スマホ時代の広告表現としてじわじわと活用され始めている「縦長フルスクリーンの動画広告」に対応。
画面全体をいっぱいに使ったPRができるのでとてもインパクトがあります。通常の投稿と同じように、タップして再生が終了すると消えてしまう仕様。

他にも、リアルタイムに写真への合成が楽しめる「ジオコード」など、広告出稿とオリジナルコンテンツ配信どちらにも対応しています。
アメリカのマクドナルドが、頭からポテトが降ってくる動画を撮れるオリジナルのジオコードを配信。その写真がTwitterへ掲載→拡散されるなど企業やサービスのブランディングに活用されています。

ただしジオコードの配信には多額の費用が必要なため、簡単に出稿できるものではありません。広告費に予算が掛けられるナショナルクライアントが、ブランドの認知拡大として利用するケースが今のところほとんどです。

Snapchat(スナップチャット)の注意点

気軽なコミュニケーションが楽しめるスナップチャットですが、少なからず危険性もあります。

送ったメッセージや写真はすぐ消えてしまいますが、キャプチャを取ることは不可能ではありません。
その場のノリで送った画像を、リベンジポルノに利用されてしまうといったケースもすでに発生しています。

スナップチャットのガイドラインには「18歳未満のユーザーは写真を撮るときに服を着ること」と表記されるほど、手軽さが逆に危険につながる可能性もあります。
ソーシャルネットワーキングサービスの特性上、この投稿がどんな影響を及ぼすかを考え、度を越して羽目を外さないことが楽しむための心得と言えるでしょう。

まとめ

これまで名前は知っていたけどよくわからない若者のツールだったSnapchat(スナップチャット)。
送ったメッセージが消えるという、今を楽しむアプリであることがわかりました。手軽さを楽しみつつも節度を持って利用したいですね。

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