手のひらサイズのぶた雑貨「SLICE PIG-スライスピッグ-」は、ネット通販やデザフェスなどのアートイベントで販売しています。
今回はパッケージにも使っているロゴをプロにデザインしてもらいました。
ロゴの作成方法は、クラウドソーシングとして有名な「ランサーズ」にお願いするだけ!
ランサーズでどれだけロゴが集まるのか、いくらかかるのか、作成方法のコツは?
ロゴ作成のあれこれをまとめています。
クラウドソーシングとは?
クラウドソーシングとは、仕事を依頼したい人と依頼に応える人をウェブ上でマッチングするサービスです。
希望のイメージを依頼しておけば、待ってるだけでデザイナーさんがロゴを提案してくれます。
集まった候補から気に入ったロゴを選んで、当選者にお支払するシステムです。
クラウドソーシングとして有名なサービスは「クラウドワークス」と「ランサーズ」がありますが、今回はランサーズでロゴ作成を依頼してみました。
ランサーズでロゴ作成を依頼する
設定した金額
ランサーズではクリエイターさんを「ランサー」と呼びます。
ランサーに支払う報酬額が高いほど提案がたくさん集まりますが、高すぎるとおサイフに厳しいです。
今回は報酬金額としては一番低いエコノミー:21,600円にしました。
エコノミーだと予測される提案数は20件とのこと。果たしてどれぐらい集まるのか。
提案数とデザイン
結果から先にお伝えすると、エコノミー:21,600円の報酬金額で、51件の提案が集まりました!予測を上回る提案数と高いクオリティです。
決定したロゴデザイン
集まったデザインの中で最終候補まで残ったのは以下のデザイン。どれも商品の特徴をうまくロゴに取り入れているため甲乙つけがたい。
悩みに悩んだ結果、最後までひとつに絞れず、2つの案を当選とさせていただきました。
(当選数を増やしたので支払うお金も2倍になっています。それぞれのクリエイターに報酬金21,600円をお支払いしました)
ランサーズでロゴを依頼するときのコツ
ランサーズでお願いしてみて感じた“ロゴ作成依頼のコツ”を4つご紹介します。
ロゴの希望イメージは詳細に伝える
ひとつひとつ丁寧にフィードバックを返す
ロゴ作成の相場を理解する
商標登録予定は「なし」の方がいい
ロゴの希望イメージは詳細に伝える
こちらのイメージを伝えるために、参考になるロゴを集めました。
ロゴまとめサイト「ロゴストック」から、作成してほしいテイストに近いものを集めてDropboxに格納します。
共有フォルダを作ってURLを依頼画面に貼りつけ、ランサーさんが確認できるようにしておきました。
Dropboxを使ったフォルダの共有方法はこちらの記事がわかりやすかったです。
Dropbox のアカウントを持っていない友人と Dropbox のファイルを共有する方法
ランサーズの依頼画面でも希望を伝えられますが、こちらの希望するイメージをより具体的にわかってもらうためのひと工夫でした。
ひとつひとつ丁寧にフィードバックを返す
ロゴ作成の依頼はコンペ形式が一般的です。
コンペ形式とは?
依頼に対して複数のランサーが提案してくれるのがコンペ形式。
2つ3つと提案が届いたら、デザインに対して「もう少しかわいいイメージで」「フォントに丸みを持たせてほしい」など希望を返します。
それを見た別のランサーがあらかじめ希望を取り入れたロゴを提案してくれるので、どんどんイメージに近くなります。
ランサーは依頼者のイメージに近い提案をすれば当選確率がアップするので、こちらのコメントは細かくチェックしてくれます。
いただいた提案にどんどんフィードバックして、集まりやすい環境を整えるのがおすすめです。
ロゴ作成の相場を理解する
報酬金額が高いほどロゴデザインは集まりやすくなります。
たくさんのデザインから選ぶ方がいいと思うかもですが、集まりすぎるとどれも捨てがたくて迷うデメリットがあります。
実際に当選ロゴを決めるまでにはあのデザインもいい、このデザインも捨てがたいと脂汗が出るほどフラフラ悩みました。
今回の依頼で出した結論は、個人でロゴ作成を依頼するなら、エコノミーの2万円が相場です。
エコノミー:21,600円を設定して、どうしても希望するデザインが集まらなかったら、期間の延長や金額の上乗せをおすすめします。
商標登録予定は「なし」の方がいい
依頼するときに「商標登録予定あり・なし」を選べるようになっていますが、「あり」を選ぶと提案が集まりにくくなります。
商標登録するとロゴデザインを勝手に使われるのを防げるメリットがあります。その反面、登録するためには世の中に存在するデザインと酷似していないかなど、注意するポイントがかなり増えてしまいます。
ランサーからすると簡単に提案ができなくなるので、ロゴが集まりにくくなるというわけです。
提案数を優先するなら商標登録はなしにしよう。商標登録予定ありで依頼するときは、報酬金額を上げてランサーへのリターンを大きくした方がよいでしょう。
まとめ
ランサーズを使ってオリジナルロゴを作成する方法をご紹介しました。
ロゴ作成を依頼するときのコツを最後におさらいします。
ロゴの希望イメージは詳細に伝える
ひとつひとつ丁寧にフィードバックを返す
ロゴ作成の相場を理解する
商標登録予定は「なし」の方がいい
自分ではなかなか作ることのできないロゴは、ランサーズを使って依頼してみてはいかがでしょうか。
他にも完全オーダーメードでロゴ制作をお願いできるサービス「コクリログ」もオススメです。
ピクチャーロゴが得意なので、可愛らしく親しみやすいデザインを求めてる人にはピッタリ。
コクリロゴは1デザイン38,000円と、ランサーズと比較すると少し割高。
その代わりこちらの希望に沿ったデザインを完全オーダーメードで作ってくれるので、イメージ通りのロゴが手に入ります。
初回で3案提示してくれてキャンセルもできるので、仕上がりに不安があっても安心です。
ぜひ検討してみてください。
以上、ランサーズでオリジナルロゴデザインを依頼したら、51件集まったでした。
まずは無料で試しにロゴを作ってみたい!そんな人には「ロゴジェネレーター」がおすすめです。
ロゴジェネレーターの詳細は関連記事にて。