イラレで矢印を作る方法はいくつかありますが、いちばん簡単なやり方なら10秒で完成します。
手間をかけずにサッと作る方法、少しアレンジを加えた作り方も画像付きで紹介します。
10秒でできる矢印の作り方
![イラレでできる基本的な矢印](https://ton-log.com/wp-content/uploads/2018/07/how-to-make-arrows_01.png)
サンプルのような基本的な直線の矢印を作ってみます。
![ペンツールで直線を作る](https://ton-log.com/wp-content/uploads/2018/07/how-to-make-arrows_02.png)
ペンツールでポチポチとクリックして直線を作ります。
![「線パネル」の「矢印」](https://ton-log.com/wp-content/uploads/2018/07/how-to-make-arrows_03.png)
![矢印のデザインを選ぶ](https://ton-log.com/wp-content/uploads/2018/07/how-to-make-arrows_04.png)
![線に矢印を適用](https://ton-log.com/wp-content/uploads/2018/07/how-to-make-arrows_05.png)
線が選択された状態で、「線パネル」の「矢印」で矢印のデザインを選べば完成です。
![矢印は頭とお尻両方に設定できる](https://ton-log.com/wp-content/uploads/2018/07/how-to-make-arrows_06.png)
矢は頭とお尻どちらにつけるか選べるし、両方につけることもできます。
たったこれだけ。10秒もかからないかもしれません。特にデザイン性の必要がない矢印ならこれで十分ですね。
![右肩上がりの矢印](https://ton-log.com/wp-content/uploads/2018/07/how-to-make-arrows_07.png)
曲線のパスを描けば右肩上がりの矢印も。
![点線と組み合わせた矢印の例](https://ton-log.com/wp-content/uploads/2018/07/how-to-make-arrows_08.png)
点線と組み合わせれば、こんな理科っぽい図解イラストも作れます。
矢印の線の太さを変える
先ほど作った矢印を調整してみます。
![線幅を変えれば線を太くできる](https://ton-log.com/wp-content/uploads/2018/07/how-to-make-arrows_09.png)
線を選んだ状態で「線パネル」の「線幅」を大きくすれば太くなります。
ただし、この方法だと矢の部分も連動して大きくなってしまうので、矢の部分を調整します。
![倍率の設定を変更すれば矢の大きさを変えられる](https://ton-log.com/wp-content/uploads/2018/07/how-to-make-arrows_10.png)
線の太さを好きなサイズに設定し終えたら、「倍率」で%を変えれば、矢の部分だけ大きさを変えられます。ちょうどいいサイズに調整できれば完成。
太くなる矢印の作り方
![細い線から太くなる矢印](https://ton-log.com/wp-content/uploads/2018/07/how-to-make-arrows_16.png)
ここからは少し応用編です。
初めは細くて、だんだん太くなっていく矢印を作ります。
![](https://ton-log.com/wp-content/uploads/2018/07/how-to-make-arrows_07.png)
作り方の手順はこれまでと同じです。まずはペンツールで曲線を描いて線パネルで矢のデザインを選びます。
![線幅ツール](https://ton-log.com/wp-content/uploads/2018/07/how-to-make-arrows_17.png)
次に、線幅ツールに切り替えます。
![アンカーポイントの先端を横に引っぱる](https://ton-log.com/wp-content/uploads/2018/07/how-to-make-arrows_12.png)
太くしたい矢印の先端のアンカーポイントを選んだら、横に引っぱります。
![だんだん太くなる線](https://ton-log.com/wp-content/uploads/2018/07/how-to-make-arrows_13.png)
これだけでだんだん太くなる線ができました。
![「矢の先端をパスの終点から配置」を選択](https://ton-log.com/wp-content/uploads/2018/07/how-to-make-arrows_14.png)
このままだと矢の部分が埋もれてしまっているので調整します。
オブジェクトを選択状態のまま、「線パネル」の「先端位置」を「矢の先端をパスの終点から配置」にします。
![矢の大きさを調整](https://ton-log.com/wp-content/uploads/2018/07/how-to-make-arrows_15.png)
この状態で倍率の数値を大きくしてちょうどいいサイズになれば完成です。
![業績がうなぎ上りの矢印](https://ton-log.com/wp-content/uploads/2018/07/how-to-make-arrows_16.png)
業績がうなぎ上りになりそうな矢印ができました。
まとめ
手間をかけずに簡単に矢印を作る方法をご紹介しました。設定は簡単でも、使い方次第でいろんな表現ができます。
パーツ作成はIllustratorの得意分野です。矢印のパターンは39種類あるので、表現の幅を広げてみてください。
![](https://ton-log.com/wp-content/uploads/2018/07/how-to-use-illustrator-300x150.jpg)