検索からサイトに来たのか、Twitter経由でブログに来たのか。ユーザーがサイトに訪れた経路のことをチャネルと言います。
アナリティクスを使ったサイト分析で重要なチャネルについて解説します。
代表的な7つのチャネル
代表的なのは下記7経路。
- Organic Search(自然検索)
- Paid Search(有料検索)
- Referral(別ドメイン経由)
- Direct(直接流入)
- Social(SNS)
- Display(ディスプレイ広告)
- Email(メール経由)
他にもありますが、よく出てくるのはこれらの経路です。
ユーザーがどんな経路でサイトに来てるのかを日々、月単位で分析することが大事。
なぜチャネルごとの分析をするのか
全体のPV数を見るだけでは、単純に数字が上がった下がったしかわかりません。
なぜ上がったのか、なぜ下がったのか原因をつかむことが必要です。
例えば…
Organic Search(自然検索)の数値が先月より増えた!
↓なぜ?
検索上位に表示される記事が増えたから。もっと記事を増やせば流入が見込めそう。
Paid Search(有料検索)の数値が先月より減った!
↓なぜ?
ターゲットが合ってなかった。もっと他の媒体に予算を割り振ろう。
こんなふうに、経路ごとの分析をすることで、原因と対策を把握してサイト改善に活かすことができます。
だからチャネルごとの分析は重要なんですね。
経路ごとの詳細解説
Organic Search(自然検索)
GoogleやYahoo!など、検索エンジンからの自然検索による訪問
ふだん調べ物をするときに「ラーメン 下北 おすすめ」などでサイトに訪れたときは、自然検索流としてカウントされます。
Paid Search(有料検索)
有料のリスティング広告などからの訪問
検索したときに、「広告」アイコンがついたタイトルがヒットしたことがあると思います。それがリスティング広告と呼ばれるもので、お金を払っている分上位に表示できます。
Referral(別ドメインから)
他サイトのリンクからの訪問
他のサイトや記事で自分のブログが紹介されてURLが貼られていた場合、そのリンクを経由した訪問が別ドメインからの流入としてカウントされます。
Direct(直接流入)
URLの直接入力やブックマークからの訪問、または参照元を取得できない場合の訪問
ブックマークなどお気に入りから、QRコード、サードパーティ製アプリ(公式アプリではなく、別の企業や個人が作ったアプリ)、HTTPSサイトからHTTPサイトへ飛んだとき
これらの条件に当てはまるときは直接流入としてカウントされます。
Social
Twitter、Facebook、Instagramやはてなブックマークなど、SNSサイトからの訪問
Display(ディスプレイ広告)
ディスプレイ広告からの訪問
サイトやブログを見てるときに出てくるバナー広告など。
Email
メールやメルマガ経由での訪問
まとめ
サイト分析に欠かせない流入経路、チャネルについて簡単に解説しました。
個人で運営しているブログサイトなら、大事になってくるのは「自然検索」「他サイト経由」「ソーシャル」です。
検索に強いサイトはお金をかけなくてもサイトに人が訪れます。
ためになる、話題になるサイトなら他サイトで紹介されたり、SNSで誰かがオススメしてくれます。
個人レベルでも企業に勝てるサイト作りができるので、自分のサイトにどんな経路で人が来ているのか、一度チェックしてみてください。